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昨日は早稲田松竹ルイス・ウェインを観た。ルイスの孤独と狂気が劇場に伝播する。病床でエミリーと話すシーンと朝食を運ぶシーンがよかった。終盤で猫に字幕がつく表現も。

 

序盤のシーンの中に登場した、プリズムで屈折した虹色の光。当時は忌み嫌われていた猫すらルイスによって滑稽で可愛らしい存在になることも、彼がプリズムたる所以なのかも。

 

映画館のロビーには自動販売機があって、各々が好きに食べ物や飲み物を持ち込んでいてよかった。こんな映画館がもっとたくさんあれば私はもう少し高い頻度で映画を観に行くのに。

 

物心がついてからシャボン玉をした記憶がなくて、昨日が私の中で一番最初のシャボン玉に関する記憶になる。