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朝起きた瞬間から気分がかなり落ち込んでいたけれど薬を飲んですこし落ち着く。ずっと頭がふわふわしていて、まだ旅の中にいるような錯覚がある。

 

台北駅近くにある脆皮鮮奶甜甜圈というドーナツが本当においしかった。ポンデリングを人生で初めて食べたときと同じレベルの衝撃。家の近所にあったら毎日食べたい。

 

土門蘭著『死ぬまで生きる日記』を読む。著者の漠然とした不安や希死念慮に同調すればするほど作中のカウンセラーの言葉が胸を衝くし、さまざまな感情が伝播して泣きそうになる。カウンセラーと理想的な関係を築くことができている著者のことをすこしだけうらやましく思う。

 

私はドラマを観て育たなかったから、人間関係における一般的な感性や思想が身に付かなかった、という可能性はある。