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二子玉川の蔦屋書店にいく。ここは私のための場所ではない、という疎外感。体調がよければ、もしくは人がもっと少なければ、私はもう少し楽しめただろうか。きっと手に入ることのない高価なプロダクトを眺めているときの虚無。それに易々と手が届く人間がいるという事実。出かける前に飲んだ薬の飲み合わせが悪かったのか、途中からずっと目眩と吐き気があり、早めに帰宅。

 

飲食店のバイト一日目にしか味わえない無力感がある。それでもシェフの的確な指示があったから、思っていたよりしっかりと動くことができた気がする。お店は違えど、忙しい中でのホールの動きを身体が覚えている。途中からは結構慣れてきて、もうずっと前からここで働いている感覚になる。シェフも同じことを言っていて面白かった。まかないのパスタが美味しくて元気になる。

 

体調がすぐれないままバイトにいくのと、体調のことを伝えてバイトを休むことは、どちらが正解だったのだろう。私はうまくやれたかな。