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たくさん眠り、すべてを取り戻す。長めにシャワーを浴びて、パンを買うために散歩。普通の人間みたいだ。

 

仕事は忙しすぎて、この世の全ての問い合わせが私にきているような感覚になる。やらなければいけないことは無限にあるけれど、頭は一つしかないし、腕は二本しかない。やれることだけを粛々とこなす。カフェインの摂取過多による頭痛の気配がある。

 

相変わらず生存を続けるための動機はほぼない。生存の動機って一度枯渇しても復活するのかな。ここ数日は特に虚無感や希死念慮がつよくて、一人でいるとあぶない。未来のことも、いずれ未来になる今のこともなにも考えたくない。いまは過度に美化された過去の記憶だけに縋って生き延びている。冬の夜の海ってどんな感じなんだろう。