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身体を纏う浮遊感。夢と現の境界がすこしずつ曖昧になってゆく感覚。このまま溶けて曖昧な存在になりたい。外はおどろくほど暑くて、自転車に乗ることを諦めてしまう。

 

おだやかな友人と話していると自分もおだやかな話し方をしていることがわかる。このときの自分のことはそこまで嫌いではないことに気づく。好きになるにはもう少し時間がかかる。

 

夏の夜が好きで、清少納言と気が合う。