先日は高校の友人たちと富士西湖でキャンプをした。真っ暗になってから火おこしを始めるくらいには計画性がなかったけれどそれも私たちらしくてよかった。外はすこし曇っていたので星をみることはできなかった。遅い時間まで大富豪や麻雀をして就寝。
早く起きた友人が私を起こして散歩に誘ってくれた。朝の外はほんとうに涼しい。東京の夏に存在する不快感の一切が取り除かれていて、いまが八月であることを忘れてしまう。森の隙間から漏れる光芒が夢みたいでよかった。
行きたいラーメン屋さんが空いていなかったので、開店するまでアスレチックに行く。ハーネスをつけているとき、私はアスレチックをやったことがあると思い出したが、いつどこで、誰とやったのかを思い出すことはできなかった。私たちの全員が子供よりも動きが鈍くて笑ってしまった。ラーメンを食べることはできなかった。
ラフティングは小学校の卒業アルバムの写真にあったことは覚えているが、こちらも出来事の一切を思い出すことができない。そんな十四年ぶりのラフティングは本当によくて、大雨で増水した激流を降るスリルも、流れの穏やかな場所から眺める景色も最高だった。だからこそ、それとは対照的なインストラクターのデリカシーのない発言が私の心をすこしずつ削る。
二日間で400キロほど運転をしたらしい。私は運転が好きなのでよろこんで運転をしていたけれど、もし私が乗せてもらう立場だったらすこし多めに費用を負担したり途中のコンビニでお菓子を買ってあげたりしたいなと思った。
今日は特に何もない。昨日のことを思い出しながら日記を書いたり、友人のことを想うなどする。