2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

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壊れた冷蔵庫を買い直していないにもかかわらず同じ価格帯のデスクライトを買おうとしている。ゆるしてほしい、照明もこわれているし。 継続的な需要があり一定の品質が担保されている家具は消耗品ではなく資産になると思うんだよな。経年による若干の劣化は…

288

仕事がうまくいっているときは仕事がうまくいっているなと思うし上司から評価されているとも感じる。今はその真逆で胃がきりきりと痛む。自分で自分のことを認めてあげられないのに、社会からも認められなければいよいよ存在できる場所がない。プロジェクト…

287

安っぽいインスタントコーヒーの味に安心する。 私はインスタントのお味噌汁があまりすきではなく、食卓でそれが出たときに不満を口にしてしまったことがあって、そのときの母親の怒りをまだずっと覚えている。今は彼女の気持ちがなんとなくわかるけれど、も…

286

暑さは数日前と比べるとかなり落ち着いていて、夜の風が心地いい。公園の周りを散歩して家に帰る。 しばらく会っていなかった友人と会うと距離感が全然わからなくて、夏に思い出す冬みたいだ。

285

今いる地域ではほぼ全員がマスクをつけている。私は懐かしむようにマスクをつける。 最近は人や動物に対して死の匂いを感じることがある。これが気のせいで勘違いだと信じること。 だいすきな地元の小さな古着屋さんに行く。古い建物の匂い、重厚なレコード…

284

フィルムを現像する。今回の現像は私の肉眼でみていたものにかなり近くてよかった。どの写真も完全に夢みたいで、何度もカメラロールで写真を眺める。私は写真を撮るのがとくべつ上手なわけではないけれど、36枚の中に自分の心を大きく動かされる写真が1枚で…

283

怒られているとき、この人は怒っているなあとおもう。いつもどこか他人事のように感じてしまうのは、そうすることで自分の精神を保護するという防衛機制からきているのかな。向き合おうとしたり受け入れたりしようとしないのは相手にとって失礼なことだとわ…

282

夢の中で久しぶりに祖母に会う。映像があまりにも鮮明だったので、朝起きたときにそれが夢であると気づかなかった。起きたら会議の時間の数分前で、もう一度祖母に会いたくて会議が終わった後もう一度眠ったけれど会えなかった。 私は今日も大切な人をしっか…

281

最近はたまに短歌をつくっている。この創作物紛いのものを短歌と呼ぶことすらおこがましい。「それって短歌でやる意味ありますか」とえらそうな先生に怒られた夢をみたことがある。意味のないものが世の中にあったっていいだろ。そもそも人生に意味がないし…

280

連番で日記のタイトルをつけていたら5桁になったとき面倒だなと思ったけれど10000日は約27年らしいので杞憂だった。そこに私はいないから。 私だけが21歳に取り残されている感覚がある。いつか担当していた生徒に年齢を抜かされるのだろうとおもう。 この日…

279

先日は高校の友人たちと富士西湖でキャンプをした。真っ暗になってから火おこしを始めるくらいには計画性がなかったけれどそれも私たちらしくてよかった。外はすこし曇っていたので星をみることはできなかった。遅い時間まで大富豪や麻雀をして就寝。 早く起…

278

すごく疲れてしまったので日記はおやすみ。そんな日があってもいい。 道路の真ん中でスケートボードをしていた高校生3人が私の車に気づき道を空けてくれて、通りすぎるときに頭を下げていてかわいかった。

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大富豪に負けてお酒を飲んでいる。 眠たい。長距離の運転は好きだけど少し疲れてしまう。

276

冷蔵庫が壊れる。幸いなことに冷凍機能だけは動いてくれているので(物騒な異音を発しているけれど)、しばらくはすべてを凍らせながら暮らしていきたい。笑ってしまうほどお金がないが、これはすべて私のせいなので仕方がない。 川上未映子さんのエッセイ集『…

275

私は頑張っている人間から勇気はもらうことができない。むしろ頑張れない自分のことがひどく惨めに思えて、かなしい気持ちになる。悲哀も、どこか嫉妬すらある。私は電池容量が少ないのに充電速度が異常に遅くて本当にだめ。それでもこんな私を肯定し続けて…

274

買い物の予定があったけれど精神の状態が悪いため断念。最近はだめな日の自分の扱い方が少しずつ分かってきて、パニックになることもなく落ち着いて対処ができるようになっている。夕方から夜まで眠る。 明日は久しぶりにフィルムを現像しに行く。現像のたび…

273

乗り込んだ電車の車両ではすべての乗客が一人分の間隔をあけて座っていて、それは少し異様で綺麗だった。私はその空間の均衡を壊したくなくて、ドアのそばに立つ。同じタイミングで一緒に乗り込んできた人も立っている。 フィクションの夏をすごす。

272

数日おきにできる腕の内側にできる慢性蕁麻疹を眺めている。それはひどく腫れて、すぐに消える。 ベランダに雨水が溜まったりそれが乾いたりする様子を部屋の中からずっと眺める。精神の反映。

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昨日は友人の誕生日にレコードプレーヤーをプレゼントした。モノクロの無骨なレコードプレーヤーは彼によく似合っていてよかった。ここ数年は仲の良い三人で毎年プレゼントを渡し合っていて、これがずっと続けばいいのになと思う。私は人間関係の永続性を全…

270

昨夜飲むべき薬はビタミンCではなく抗不安薬だった。ひどい一日。 港で食べたサーティワンのコットンキャンディーを思い出す。コットンキャンディーは見た目完全にアイスなのに味はわたあめで、けれどわたあめってただの砂糖だから、砂糖のアイスを食べてい…

269

上の階に住む人が音楽を流しながら熱唱している。最近はあまり聞こえなかったのでめずらしいなと思う。ご機嫌でいることは不機嫌でいるよりもよいのでいい。 仲の良い人だけを集めたシェアハウスをしたいね、と友人と話していたけれど、一緒に住むことで仲が…

268

歩けば歩くほど死亡リスクが減るという研究があるらしい。もうあまり歩かない方がいいのかもしれない。

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十誡で飲んだグラスホッパーのこと。 シャツの裏側に手書きで書かれた白い「COCKE_」という文字をみつける。それがなにを意味しているのか、すこし調べたけれどなにもわからなかった。

266

朧月夜が春の季語だということを私はずっと覚えているんだろうな。

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三年くらい時間を進めたい。そうすれば現在抱えている様々な問題がすべて解決しているのではないかと思ったりするけれど絶対に解決していないしなんなら問題は増えているだろうな。それでも戻れなくてもいいから時間を進めたい。そして早送りで映画を観るよ…

264

雲の形に似ている動物の話や昨日みた夢の話を永遠にしていたい。

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商店街を歩いていると「天然鯛焼」と書かれたお店をみつける。養殖鯛焼もあるかもしれないと思って調べたら一匹ずつ焼いたものが天然で一度に大量に焼いたものが養殖らしい。なんだそれ。 サウナを神格化する勢力もそれを馬鹿にする勢力もどちらも好きではな…

262

たとえば仕事で詰まっていた箇所が解消されたとき、仕事上の懸念が一つ減ったことに対する安堵こそあれど達成感は欠片もない。日々増大する虚無。今すぐすべての仕事を放棄すれば契約違反で解雇になるだろうかということを考えたりする。

261

段ボールを縛っていた紐がほどけて床に散らばる。こころがすっと冷静になる。それらをもう一度縛る気力は残っていない。すべてがおしまいのように感じる。最近は料理すらほとんどできていない。ずっと家にいるのになにもできない私に同居人はなにを思うのだ…

260

高校のころ放課後は毎日のように先輩の教室に遊びに行っていたことを思い出したけれど架空の記憶の可能性がある。高校時代の記憶はどれも現実離れしていて、けれど写真はほとんど残っていなくて、ひどく曖昧でやさしい記憶だけがある。 最近は仕事中に眠って…